阿波牛の藤原精肉店商品へのこだわり
1.牛はまるごと一頭買いしています。ボックスミートは使いません。
「一頭買い」とは、名前の通り牛一頭をまるごと購入する事なのですが、全ての部位をバランスよく売るのは難しいです。なので、人気のある足りない部位はボックスミートで大量に仕入れているお肉屋は意外とたくさん・・・。
しかし、当店はボックスミートは仕入れていません。なぜならボックスミートの牛は何処で誰がどのような環境で飼育をした牛なのかが分かりません。
日持ちも悪かったりロスもでたりと、あまり良い利点がみられません。それ故に当店では肉本来の美味しさを味わっていただく為に、信頼のおける叔父が経営するフジミツハセガワ牧場より「一頭買い」にこだわりボックスミートは使いません。
※ボックスミートとは・・・商社や卸売業者が扱っている、部位別に真空包装した箱入り肉のことです。
銘柄の表示はあっても、当然、何処の誰がどのような素性の牛を、どんな環境で何を食べさせて育ったのかという事は分かりません。
更に真空パックでは肉や脂にドリップ(肉汁)が浸透し、肉本来のうまみが失われてしまいます。
2.長谷川牧場との連携で牛の状態をこまめにチェックしています。

週に一度、店長自ら牛舎に足を運びます。
牛の素性・健康状態・食欲・餌・肥育環境や毛ヅヤのチェック。
牛舎に行かない日も、生産者である叔父の長谷川牧場長と連絡をとり毎日の健康状態のチェックは怠りません。
お客様に美味しいこだわりの「阿波牛」を召し上がっていただくため、必ず自分自信で「阿波牛」の成長ぶりを確認しています。

当店では、「肥育」・「生産」・「加工」を一貫して行っており、お客さまにより安心で安全な商品をお届けできるよう日々努力しています。
3.長谷川牧場で育てられた牛はフジミツハセガワと畜場で裁かれます。
叔父は牧場の他に牛を解体すると畜場を持っています。
長谷川牧場で大事に育てられた牛は、牧場近くのフジミツハセガワと畜場まで運ばれます。(牛が輸送時に受けるストレスは肉質にはねかえるといいます。近隣で裁くことはとても大事なのです。)
フジミツハセガワと畜場でと殺された数多くの黒毛和牛の中で「阿波牛」と呼べるようになるのは、日本格付協会の格付「A−4」ランク以上の黒毛和牛です。割合にして全体の3割程度になります。
当店はその中の最高格付「A−5」ランクにこだわり仕入れをしております。
「A−5」の「阿波牛」は全体の3%しかいないのです。
「阿波牛」の最高格付「A−5」は全て当店が仕入れております。
当店のお肉の安心感、安全面、もちろんおいしさは、他のブランド牛に負けないと自負しております。
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